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【メルマガ版 第17号】 フィールグッズ・ブランドの確立、暗黒、復活

2005年08月24日

この記事はメルマガ『 ビートルズ、ローリング・ストーンズの次はコレ聴け!』の
2005/8/24発行、第17号です。

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こんにちは、BEAT-NETです。
おいらは、1960年代のブリティッシュ・ビートや、
いわゆるパブ・ロックと呼ばれている中でもビート系のバンドが大好き。
なかでも腰にビビビっとくるのがいいんです...
これはそんなバンドたちのちょっとナナメなメール・マガジンです。


ドクター・フィールグッド物語、涙の完結編。
今号は隠れファンの多いジッピー時代からスタートです。
では、では。

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フィールグッズ・ブランドの確立、暗黒、復活
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◆ジッピー登場◆

ウイルコ・ジョンソンの後釜ギターリストとして、
正式にジッピー・メイヨが加入したのはご存知のとおり。

そして、な、な、なんと、前作「 スニーキン・サスピション 」から
たった5ヶ月後に新メンバーでアルバム
「 ビー・シーイング・ユー 」を発売しちゃったのです。

▽「 スニーキン・サスピション 」
http://www.beat-net.info/feelgood/sneakinsuspicion.html

▽「 ビー・シーイング・ユー 」
http://www.beat-net.info/feelgood/beseeingyou.html


このことからも、ウイルコの後任探しは水面下で着々と進められていて、
ある程度、メドがついたトコでクビをきり、
一気にオーディションを兼ねてアルバム作りがされたのが容易に想像できる。

しかもこのアルバムのプロデューサーは、旧知のパブ仲間、ニック・ロウ。
「 ニック、どうだい、今度のギターリストは? 」
「 なかなかイケるヤツをつれてきたじゃないか、リー 」
...なんて会話が、レコーディング後のパブで交わされたハズだ!


とにかくリー・ブリロー、どこから見つけてきたか、
このジッピーという男、これまで無名であったにもかかわらず大当たり。

オーソドックスではあるけれど、実にいいギターを弾く。
ギャンギャン攻めまくる割には、引くところは引く。
タテノリ、ヨコノリ、どんなノリでもOK。
曲を最大限に生かすのが、なんともウマイ。


そして次作「 プライベート・プラクティス 」では、
なんとも素晴らしいジッピー時代の最高傑作アルバムを作り上げる。
さらにはシングル曲「 ミルク・アンド・アルコール 」が
トップ・テン・ヒットするなどのオマケまでついて。

▽「 プライベート・プラクティス 」
http://www.beat-net.info/feelgood/privatepractice.html


このアルバムで、
R&B、ブルース・ベースな曲を微妙にポップ・スパイスをふりかけ、
ビート・サウンドに仕立て上げるフィールグッズ・サウンドが完成。
その後、現在まで続く伝統である。
(ウイルコ時代はある意味、特別で一般的には再現不能。)

◆が。。。◆

再び黄金時代を迎えたドクター・フィールグッド。
続くアルバムに得意のライヴ盤「 アズ・イット・ハプンズ 」で全開モード。

▽「 アズ・イット・ハプンズ 」
http://www.beat-net.info/feelgood/asithappens.html


しかしその後アルバムを出す毎に、少々パターン化。
なんとかしようとジッピー、大技、小技を繰り出すが、
確立されたフィールグッズ・サウンドにこだわるリー・ブリロー。

ライヴ盤「 オン・ザ・ジョブ 」を最後に、
ジッピーがさらなる音楽性探求のため、
。。。といういかにもな理由から脱退してしまうのである。

▽「 オン・ザ・ジョブ 」
http://www.beat-net.info/feelgood/onthejob.html


ジッピーは遅刻が多いだの、ライヴに疲れただの言われているが、
おいらは、バンマスであるリーのワンマン化が始まったのが
最大の原因だと思っている。


次のギターリストにはパブ・バンド仲間、あまりにもハマリすぎの
元カウント・ビショップス、ジョニー・ギターが正式加入。
ジッピー時代のスタイルをそんまんま継承したが、
たった1枚のアルバム「 ファスト・ウィメン・スロウ・ホーシズ 」を残し、
なんと、今度はジョンBとビッグ・フィガーのリズム隊2人が脱退。

▽「 ファスト・ウィメン・スロウ・ホーシズ 」
http://www.beat-net.info/feelgood/fastwomanslowhorses.html


さらには、ジョニー・ギターまでが脱退し、
ドクター・フォールグッド始まって以来、最大のピンチとなってしまう。

◆暗黒時代◆

しばし活動休止の後、
リーはメンバーを一新させてドクター・フィールグッドを再始動。
しかし、実にバランスの悪いアルバムばかり。

R&Bカバー・アルバム「 マッド・マン・ブルース 」で、
なんとか原点へと持ち直そうとするが、リーのワンマン化もピークに達し、
アルバム「 ブリロー 」では、ジャケットで自らドアップ、
アルバム「 クラシック 」は、聴くのもツライほど大混乱。

▽「 マッド・マン・ブルース 」
http://www.beat-net.info/feelgood/madmanblues.html

▽「 ブリロー 」
http://www.beat-net.info/feelgood/brilleaux.html

▽「 クラシック 」
http://www.beat-net.info/feelgood/classic.html


どうなる、ドクター・フィールグッド。。。

◆救世主登場◆

そんなリーのワンマン化状態を救ったのが、
新ギターリストのスティーヴ・ウォルイン。

確かな実力とその人柄で、
ビート・バンド、ドクター・フィールグッドを復活させてみせた。

リーもなにか吹っ切れたのだろう。
暗黒時代には、得意のライヴ盤を1枚も発表しなかったが、
ここで「 ライヴ・イン・ロンドン 」なるライヴ・アルバムを発売。
さらに、避けていたウイルコ作品まで収録するなど、完全リフレッシュ状態。
なかなか腰の入った好アルバムも着々と発表し、またもや黄金時代の到来。

▽「 ライヴ・イン・ロンドン 」
http://www.beat-net.info/feelgood/liveinlondon.html


。。。と思いきや。。。

◆ついに。。。◆

残念ながら1994年4月7日、リー・ブリローこの世を去る。
ラスト・アルバムは自身が経営するパブでのライヴ盤、
「 ダウン・アット・ザ・ドクター 」、病を抱えながらの熱演なのだ。

▽「 ダウン・アット・ザ・ドクター 」
http://www.beat-net.info/feelgood/downatthedr.html


まったくパブでライヴないかした男なのだ、リー・ブリローは。。。

◆ドクター・フィールグッドのオススメ・アルバム総集編◆

超刺激的なファースト・アルバム
▽「 ダウン・バイ・ザ・ジェティ (DOWN BY THE JETTY) 」
http://www.beat-net.info/feelgood/downbythejetty.html

渋みジワジワのセカンド・アルバム
▽「 不正療法 (MALPRACTICE) 」
http://www.beat-net.info/feelgood/malpractice.html

驚異の全英ナンバー・ワン・ライヴ・アルバム
▽「 殺人病棟 (STUPIDITY) 」
http://www.beat-net.info/feelgood/stupidity.html

ジッピー初登場の軽快なアルバム
▽「 ビー・シーイング・ユー 」
http://www.beat-net.info/feelgood/beseeingyou.html

ジッピー時代の最高傑作アルバム
▽「 プライベート・プラクティス 」
http://www.beat-net.info/feelgood/privatepractice.html

ジッピー全開のライヴ・アルバム
▽「 アズ・イット・ハプンズ 」
http://www.beat-net.info/feelgood/asithappens.html

ジョニー・ギター唯一のオリジナル・アルバム
▽「 ファスト・ウィメン・スロウ・ホーシズ 」
http://www.beat-net.info/feelgood/fastwomanslowhorses.html

ゴードン時代の唯一イケてるアルバム
▽「 マッド・マン・ブルース 」
http://www.beat-net.info/feelgood/madmanblues.html

フィールグッズの復活ライヴ・アルバム
▽「 ライヴ・イン・ロンドン 」
http://www.beat-net.info/feelgood/liveinlondon.html

◆新生ドクター・フィールグッドについて...◆

オリジナル・メンバーは誰もいないけれど、
フィールグッズ結成前からの、バンド仲間だったケヴィン・モリスを中心に、
救世主、スティーヴ・ウォルインのギターも研ぎ澄まされて、
現在もライヴ活動中のドクター・フィールグッド。

なかでもヴォーカル、ローバート・ケインは、
フィールグッズの伝統は生かしつつも、リーのスタイルにはこだわらない、
独自のパフォーマンスで、ハッキリ言ってカッコよすぎ!!!

このメンバーでの名門チェス・レーベルのカバー・アルバム
「 チェス・マスターズ 」は、おいらの超お気に入り、絶対オススメなのだ。

新生フィールグッズ、文句なしのカッコよさ!
▽「 チェス・マスターズ 」
http://www.beat-net.info/feelgood/chessmasters.html


「リーのいないフィールグッズなんて。。。」
。。。と言ってたヤツは、新生フィールグッズのライヴを見た後、必ず言う。


「また、フィールグッズについてくよ!」

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編集後記
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...ということで、ドクター物語の完結。
いやぁ、ついドクターの事なんで、気合い入りすぎで長くなってしまった。
全部、読んでくれた方はいるのか?


それでは、また!

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