【メルマガ版 第21号】ブリティッシュ・ビートのネタ満載、UKスー
この記事はメルマガ『 ビートルズ、ローリング・ストーンズの次はコレ聴け!』の
2005/9/22発行、第21号です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは、BEAT-NETです。
だいぶ、涼しくなってきましたのでハイ・ペースな発行です。
今号は前号でちらりと紹介したオリジナル・モッズ丸見えレーベル、
UKスーをピックアップ。
では、では。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブリティッシュ・ビートのネタ満載、UKスー
────────────────────────────────────
◆もう丸見えッス◆
前号クリス・ファーロウの『 DIG THE BUZZ 』でチラリと触れましたが、
オリジナル・モッズが聴きまくったであろう、
ダンス・クラブ・チューンが満載の「UKスー」コンピレーション盤、
▽『 UK Sue Label Story: The World of Guy Stevens 』
http://www.beat-net.info/va/uksue1.html
これがまたたまらない。
どう聴いても、ストーンズをはじめとした当時のR&Bベースのバンドは、
このレーベルのサウンドを浴びまくったとしか思えない。
あのブリティッシュ・ビート・サウンドのネタが、もう丸見えなのだ。
◆USスーとUKスーっていわれても...◆
おいらも当初あまり意識していなかったけれど、
スー、スーといっても、「USスー」と「UKスー」では、
ちょいと違うモノらしい。
もちろん元祖は「USスー」の方。
モータウンよりも前の黒人経営レコード・レーベルで
有名ドコではアイク&ティナ・ターナーはここからデヴューしてます。
※USスーはこちらで手軽に聴くことができます。
11曲目のモータウンちっくな「 The Real Thing 」がグー!
▽『 The Best of Sue Records 』
http://www.beat-net.info/mv/va_bestofsue.html
その他にも、そこそこのヒットを出していたようで、
このスーの発売権をUKのアイランドにライセンスしたそうな。
そしてそのアイランド・レコードのボス、クリス・ブラックウェルが
UKにもスーというレーベルを発足させて、
USスーのレコードを売り出したということなので、紛らわしい。
さらに紛らわしいのは、UKスーはUSスー以外の曲も扱っていたのだ。
そしてポイントはそれらの曲をセレクトしていた男、
レーベルのマネージャーでありDJでもあるガイ・スティーヴンズ。
要注意人物である。
レコード・コレクターでもあったらしいガイは、
R&Bに限らず、ブルース、ソウル、ジャズなどジャンルにこだわらず、
ちょっぴりマイナーだけど、
自分の耳でカッコイーと判断したサウンドのみを選び出した。
これが、ヒップなサウンドを求めていたオリジナル・モッズが
まさに求めていた音だったのだ。
ガイ・スティーヴンズ恐るべし!
◆ビンゴ!◆
さてR&Bベースのブリティッシュ・ビート好きなあなたなら、
カバー曲のオリジナル探しは、もう日課みたいなモノでしょう。
おいらもそうでこの「UKスー」でビンゴ!となったのが、
ボビー・パーカーの「 Watch Your Step 」。
パッと思いつくにマンフレッド・マン、スペンサー・デイヴィス・グループ、
そしてドクター・フィールグッドがカバー。
おいらはこのズッコケ・リフを持つファンキー・サウンドが超お気に入り。
そのオリジナルがここで手軽に聴ける。
いやぁー、みんないー味出してカバーしてたんだなぁー...と
エラソーにも感心、感心。
さらに「USスー」経由の曲で、
フーのカバーで有名な「 DADDY ROLLIN' STONE 」。
スティーヴ・マリオットがうなるジョニー・サンダースのカバーもグッド。
おいらはフーのバージョンを最初に聴いたときタマゲタのだ。
ただひたすらカッコイー曲。
...というわけで元ネタ探しでたどりついたのがコレ。
プレスリーのヒット曲あたりで有名なオーティス・ブラックウェルの曲で
デレック・マーティンという(よく知らない)人のバージョン。
しかし、もううれしいほどにフーは丸コピーしてて、たまりません。
それにスティーヴ・マリオットだってジョニー・サンダースだって
やっぱり「USスー」、「UKスー」を聴いていたのだ。
なんだか得した気分になってきたぜぃ!
◆UK Sue Label Story◆
という事で「UKスー」シリーズは3枚出ています。
▽『 UK Sue Label Story: The World of Guy Stevens 』
http://www.beat-net.info/mv/va_uksue1.html
ここにもいたか! ビリー・プレストン!
▽『 UK Sue Label Story, Vol. 2: Sue's Rock 'N' Blues 』
http://www.beat-net.info/mv/va_uksue2.html
フーにポール・リヴィア&ザ・レイダーズのカバー「 LUBIE 」がある。
(どうもオリジナルと違いすぎて、元曲とも思えないが...)
なんでポール・リヴィアなの?って思っていたけど、
ここの11曲目にポール・リヴィア&ザ・レイダーズの曲が入っていて、
やっぱりUKスーがらみなのかな?
▽『 The Soul of Sue: The UK Sue Label Story, Vol. 3 』
http://www.beat-net.info/mv/va_uksue3.html
2曲目のアングローズはスティ-ヴ・ウィンウッドがからんでるんだって。
いやぁー、たまりません。
ストーンズをはじめ、フー、スペンサー・デイヴィス・グループ、
マンフレッド・マン、ジョージー・フェイム、
そしてドクター・フィールグッドなど
ブリティッシュ・ビートのサウンドが次から次へと見えてくるからねぇ...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記
────────────────────────────────────
クリス・ファーロウを続けて聴いていた影響からか、
なんだか最近ブラック・アーティストをよく聴いています。
そもそもブリティッシュ・ビートの元曲が聴きたくて、
R&B、ブルースをポロポロとあさりはじめたのだけれど、
その元曲とカバーを聴き比べたりしてうちに、
当時のバンド達の試行錯誤が見えるようで、ホント楽しいのだ。
それでは、また!
------------------------------------
⇒ メールマガジン「ビートルズ、ローリング・ストーンズの次はコレ聴け!」の登録はコチラ
------------------------------------
↓↓今、人気の音楽(ロック・ポップス)のブログは↓↓↓



