ブライアン・ジョーンズが堪能できる FIVE BY FIVE EP
シングル・ボックスVOL.1《 SINGLES 1963-1965 》の中のEPをもう1枚、
《 FIVE BY FIVE EP 》。


これは聴き応えあります。
ローリング・ストーンズの自信あふれたプレイが聴けます。
ブライアン・ジョーンズのプレイも堪能できます。
メンバー5人で5曲入ってるから《 FIVE BY FIVE 》という安直なタイトルで、
1964年8月に発売されたこのEP。
あのブルース名門レーベル「チェス」で有名な、
チェス・スタジオで録音された音源。
ストーンズも気合が入らないわけが無いっす。
収録曲は以下の5曲。
[1] If You Need Me
[2] Empty Heart
[3] 2120 South Michigan Avenue
[4] Confessin' The Blues
[5] Around Around
全曲がアメリカ仕様アルバム《 12×5 》

に収録されているんで、
あえてこのEPで聴く必要は無いけれど、
いやぁいいプレイ聴かせてくれてます。
いきなり[1]でチェスじゃないアーティスト、ウイルソン・ピケットのカヴァー。
このあたりの図太さはサスガっす。
ソロモン・バークのヴァージョンも有名っすね。
さすがに本家の匂いにはかなわないけれど、
正面きって素直に8連バラードとしたところがお見事。
ミックのネバっとしたヴォーカルもいい感じです。
(このバック・ヴォーカルは誰だ?)
[2]はオリジナル、ナンカー・フェルジのクレジット。
ナンカー・フェルジはメンバー5人の共作っす。
しかしこの曲はブライアン・ジョーンズが中心となって作ったものでしょう。
曲の基盤となっているトレモロかかったギター・リフはブライアンっぽいし、
多分、このハープもブライアン、
それにダミ声でコーラスつけてるのもブライアン。
妖しい雰囲気ムンムンの初期の傑作オリジナルっす。
さらにナンカー・フェルジ作のインスト[3]。
タイトルは当時、チェス・スタジオがあった住所。
日本だったらメチャださいタイトルになりそうなモンですが・・・
ここでもブライアンのハープが大活躍。
[4]は渋めにブルースきめてます。
やっぱりブライアンのハープが大活躍。
元曲はウォルター・ブラウンの古い曲らしいけど、
ストーンズはリトル・ウォーターのをカヴァーしたとの事。
・・・つうかコピーに仕上がり。
このテのミディアム・ブルースもストーンズがやると
微妙にポップになってらしい出来となってサスガですな。
微妙にポップといえば、[5]は極めつけ。
オリジナルはもちろんチャック・ベリー。
ストーンズは最高にカッコよくプレイ。
キースがここぞとばかりに大活躍。
本家のノリはおさえつつ、
微妙にポップな雰囲気となって真価発揮。
思わずヒネクレ者チャックも
「君達わかってるねぇー」
とお褒めの言葉を頂戴したとか。
うーん、流石チャックもわかってます。
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