THE ROLLING STONES EP
シングル・ボックスVOL.1『 SINGLES 1963-1965 』の中の目玉の1枚であろう、
『 THE ROLLING STONES EP 』。


EPっていったって近頃じゃぁ、
まったくピンときませんが、
まぁお得なシングル盤ということで・・・
ファースト・アルバム『 THE ROLLING STONES 』が出る前に発売されたこのEPレコード。
初期ローリング・ストーンズの
欲求不満ムンムンのサウンドが聴けます。
ファーストの方は洗練されたツイン・ギターをベースにしたサウンドが聴けるけど、
こちらは洗練とは、ほど遠い。
収録曲は以下の4曲。
[1] Bye Bye Johnny
[2] Money
[3] You Better Move On
[4] Poison Ivy
お得意チャック・ベリーの[1]にしたって、
ただ勢いでカヴァーしただけという感じで、
ほとんどヒネリはなし。
ビートルズもカヴァーした[2]もキレという点ではイマイチ。
キンクスがビートルズのライヴでうけてた曲だからっていうんで
《 Long Tall Sally 》をやったみたいなトコですかね。
[3]はやけにマジになって
本家アーサー・アレキサンダーのコピー、
これはストーンズらしさという点ではいまひとつ。
ブリティッシュ・ビート定番の[4]もキレに欠けたプレイ。
間延びしちゃってます。
これらの4曲、どうもビートルズを意識しすぎた感があって、
ローリング・ストーンズ本来の味が出てません。
このあたりはアンドリューの戦略ですかねぇ。
本来の力だしきれないパワーが、
ムンムンとこもっちゃってます。
しかし、このレコードで気づいたか、
いよいよ3ヶ月後の出るファースト・アルバム『 THE ROLLING STONES 』では、
これぞストーンズというサウンドを出してくるのだ。
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