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あの「オデッセイ・アンド・オラクル」の後

2007年07月19日

INTO THE AFTERLIFE
あの大名盤『 オデッセイ・アンド・オラクル 』後の
ゾンビーズ解散前後のメンバー達の音源集『 INTO THE AFTERLIFE 』。


安っぽいオデッセイ風ジャケットはイマイチなんですが・・・

『 オデッセイ・アンド・オラクル 』録音中に、
ゾンビーズを脱退したヴォーカルのコリン・ブランストーンの復活曲や
新たなバンドを立ち上げようとしていた、
ゾンビーズのソングライター・コンビであり、
キーボード、ベースのロッド・アージェント、クリス・ホワイトが
残した未発表曲が収録されてます。


聴く前の段階で、おいらの想像では・・・

ロッド・アージェント+クリス・ホワイト組の音源は、
ゾンビーズ後期に少々実験的な部分を加えて、
後の新グループ、アージェント風のサウンドをイメージ。

一方、コリン・ブランストーン(ニール・マッカーサー名義)の音源は、
後のソロ・ファースト・アルバムであり名盤『 ONE YEAR 』風のサウンド、
あまーくせつない、スモーキーなものをイメージ。


・・・なんてところかな?・・・と

前者、ロッド+クリス組については、ほぼ想定内でしょう。
未発表とはいえ、やはりいい曲を書いてます。

オデッセイに入っていそうなワルツの[3]や
アップテンポで軽快な[9]、アコースティックな[14]など
正規で録音されてもいいような曲っすね。

一方コリン・ブランストーンには、やられました。
いい意味でも悪い意味でもやられました。


例えば、[1]《 She's Not There 》のゾンビーズのセルフ・カバー。

少々テンポアップされたリズムに、
ボサノバ風のアコースティック・ギターがのり、
もちろんあのコリンのスモーキー・ボイスで歌われます。

このあたりは想定内。


・・・なんですが・・・

これに8ビートでロックなドラムがかぶさり、
さらに、な、なんとサイケなギター・フレーズが加わるという。

こ、これはつまり、サイケ・ボッサ!


なんじゃ、こりゃぁ・・・です。
このアンバランスさは笑えます。


しかしシングルとして発売された笑作[1]のB面である[13]、
続くシングルの[12]/[7]、[17]/[8]などは、
想像どおりのコリンらしいスモーキーでスイートなサウンド。

とろけるように甘いです。

うれしい想定外は、ゾンビーズの1966年のライヴからの1曲。
スモーキー・ロビンソンのダンス・ナンバーのカバー
[19]《 Going To A Go Go 》。


中期の頃のゾンビーズでもこんなグルーヴィーなライヴをやっていたのか!
いやぁ、カッチョいーです。


次の曲のモータウン風なイントロがちょろっと聴こえたところで終わり。
あー、もっと聴きたいぞ!


こんなライヴ音源があるってことは、
フル・ライヴの復刻、期待しちゃいますなぁー。

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